寒川の掃除屋 湘 南 M・S サ ー ビ ス の日記
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ハウスクリーニングで起業したいあなたへ(集客について)№10
2019.09.04
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前回はアパート共用部分の定期清掃について、合い見積もりのお話をしましたが、当社が
どの様ににして見積競争に勝てたか話たいと思います。まず大手の清掃会社に先を譲り、
説明をさせて、その内容を黙ってじっと聞いてみました。すると、作業内容についてとう
り一片の説明をしていました。もう一社もほぼ同じ様な説明をして後日見積書を送らせて
頂きます。と言ってお客の話を何も聞こうともせず、すぐに帰ってしまいました。これで
仕事が取れると思っているのでしょうか?これでもこの2社は皆さんご良くご存知の大手
清掃会社のフランチャイズです。私は、もうこの時点で勝負あったと思いました。
その後、私は出来るだけお客様に質問しました。すると、今は会社にお勤めで他にも何件
か物件を持っていて、遠方に住んでいるので、中々物件を見にくる時間が無く管理会社に
管理をお願いしているとの事でした。ただ、管理会社だけに任せておくと不安なので、清
掃だけは専門業者にお願いしたいとの事でした。これは、要するに業者を複数入れる事で
両方に報告をしてもらい、 それ自体がチェック機能になると思っている様です。ですか
ら私は、定期的に写真付きの報告書を送る事と(今はライン)巡回清掃に行った時にもし
何か問題があればリアルタイムで携帯にメールを送るか、緊急の場合には電話をする事を
見積書に入れました。あと価格については、*他の2社の金額は大体想像がつくので、そ
れより少し安めで出しました。(*この2社とは私が過去29年間の営業の中で何度とな
く合い見積もりを出した事があるだけでなく同業者仲間の中にもこの2社のフランチャイ
ズで起業している人がいるので価格の想像は大体つきます。)
私は29年間この仕事をしていますが、同業他社さんで飛び込み営業の経験をお持ちの方は
非常に少ない様な気がします。なぜならいつも合い見積もりでは、勝たせていただいてい
る事と、それに加えフランチャイズの場合は例え経営者であったとしても、価格について
は本部からの縛り(最低価格)がある様なので、見積で自由に価格設定が出来ないのだと
思います。
続く